大谷石のご相談

      2021/02/24

立春も過ぎ2月も半ば。
早いものですね~。
我が家の梅も散り始めています。


ここ2、3日が寒さの底でしょうか?
先ほどちらほら雪が舞っていました横浜です。
外構の工事は基本が外工事ですから、
こんな日は職人さんも大変です。

さてさて、昨年あたりから大谷石に関するご相談が続いています。
内容は大谷石の壁がポロポロと落ちてくるので、どうにかしたいと言うお悩みです。

この大谷石というのは、栃木県宇都宮市大谷町付近一帯で採掘される石材で
古くから建材として使われてきました。
石質が多孔質なので柔らかく加工しやすいこと、
耐火性に富んでいることや見た目の風合いが人気を呼び
外構の建材としても役目を果たして来ました。

しかし風化しやすく耐久性が低いと言う欠点と、
大気汚染による酸性雨の影響もあり、
ポロポロと崩れて来ているものを見かけるようになりました。

今回のご相談は新築に伴う外構工事ですが、
この大谷石部分を利用したいと言うご希望です。
現時点の大谷石の診断をしっかり行い、
補修して使っていく計画になりました。

ポロポロと剥がれ落ちる部分はしっかりとこそぎ落して、
高圧洗浄の後、十分に乾かします。

シーラーを塗りラス網とコーナー定木を取り付け
ラス網用のモルタルを左官して補修作業して行きます。(画像↓)

何年経過したという年数だけに留まらず、
大谷石の状況をしっかりプロに見てもらった上で
補修できるか?が決まります。
モルタル補修の後は、仕上げ(塗装)を施すことも可能です。

↓仕上げをした例

劣化の進んでいるものは、新しいブロックなどに施工し直す必要があります。
昨今は天災も日常的に起こっていますので、思い立ったときに
まずは、業者に相談してみることをお勧め致します。

 

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横浜のエクステリア/外構工事店
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