満開のツツジから

日本の5月の花と言えば外せないツツジ。
4500坪という広大な敷地に3000株。
満開のツツジです。大きさを人と対比してみてください。

珍しい品種のツツジも数多くあり、
中でも江戸時代に流通していたというこちらのキリシマツツジ
⇩ヤマゲラは高さ3ｍにも及ぶそうです。

元々三菱財閥の岩崎男爵の別邸だったところにできたこのホテル。
岩崎男爵が収集して育てたものも数多く、中には100年以上のツツジもあるそうです。

この時期ホテルの園芸スタッフは、花柄つみはもちろん
ツツジの根元にあるひこばえ（根元から生えてくる若芽）や枝に付くコケを
丁寧に取り除く作業に追われているそうです。

ツツジの花が終わると、今度は剪定に追われることでしょう。
ツツジはすぐに来年の花芽を持つので剪定時期をずらすわけにはいきません。
これだけの広大な敷地にあるツツジを毎年ここまで満開にさせるには大変なご苦労があると思います。

一口に100年というけれど・・・。
受け継ぐことの重さを感じる景色がそこにはありました。

 

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