斜めになって、美・バランス

      2016/12/13

おっと・・・。
いつの間にか、二十四節気小暑(しょうしょ)の初候、
温風至(あつかぜいたる)頃となってまいりました。
ここ数日は大暑?と思う日が続き、2016夏はこの先が益々心配です。
今からでも体調管理に気を付けていきたいですね。

さてさて、
少し前に出かけた先で変わった木を見つけました。
手入れの行き届いた大きな松の木です。

KIMG1311

松の木は古くから私たちの生活や文化を支えてくれている
日本を代表する誰もが知っている樹木です。
身近なところで松と言って思い浮かぶのは、
日本庭園の松や門被りの松でしょうか?
その樹形は、アシンメトリー(左右非対称)が良しとされ、
昔から名実ともに主役です。

ところがこの松よく見ると・・・
あれれっ? ほぼシンメトリー(左右対称)に見えますよ~。

植物の葉の付き方には、互生・対生・輪生 などがあります。

葉っぱ松は輪生。(一定の箇所から輪を描くように生じる)
ですから、本来はシンメトリーなります。
それを敢えてアシンメトリー(左右非対称)に剪定仕立てして、
松の美しさとしているのです。

⇩京都の嵐山で見たアシンメトリーの松。どちらも美しかったです。

IMG_6797
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アシンメトリー(左右非対称)を好むという日本人。
日本庭園において、立面的位置関係までも不等辺三角形なるように
形作られているのが美とされています。
それは遠近感や奥行き感までも演出すると言われています。

左右のバランスを考え、オリジナリティを見つける。
自然に見えることを美とした感覚に奥深さを感じます。
昨年触れた琳派の日本画からも、そのアシンメトリーの美を感じたばかりでした。

出掛けた先(1枚目の写真)の建物はアール・デコの時代を積極的に取り入れた明治時代の建物。
だからこそ、敢えて松の輪生を活かしシンメトリーにしたなのだと思いました。

しかし・・・。
それを直立させるのではなく、斜めにした。
そこが、日本の美意識であると感じずにはいられませんでした。

 

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