香る風の正体
2017/07/20
暑中お見舞い申し上げます。
猛暑が続いている関東ですが、まだ梅雨は明けていないそうです。
6月のとある日の事。
訪れるなら晩春・初夏そうでなければ秋と決め、
3年越しにタイミングを見計らい(笑) 鎌倉のある処へ行ってきました。
大雨にならない限り今回こそは行くと決め、結果は晴れ。!(^^)!
(関東は空梅雨でしたね)
しかし、その行きたかった場所の前に・・・人生で初めての香り?の話。
「初めて?いやいやこの香り知ってる筈?」と頭の中でくるくる。
それは今までに嗅いだことが有るとも無いとも言えない。
ひんやりと頬をかすめた”香る風”でした。
鎌倉のお寺の庭に足を踏み入れた時のこと。
香りの正体は・・・画像↓中央のサンシュユ(山茱萸)の木でした。
芳香は邪気を遠ざける働きがあると考えられていたその昔。
サンシュユ(山茱萸)は邪気を祓うと伝えられ、
枝は簪(かんざし)として髪に挿し、
秋に付ける赤い実は乾燥させ袋に詰め匂袋とし、
魔よけ厄よけとして節句の時に用いたようです。
なるほど。それでお寺に植えられているですね。
私は匂袋でこの香りを嗅いでいたのでしょうか?
以前寺社仏閣の周りにクスノキが植えられているのには、
理由があると聞いたことがありました。
クスノキは虫よけに優れているショウノウの原料です。
木造の建物を守るために工夫した
昔の人の知恵がここにもありました。
黄緑色豊な美しい竹林の庭をもつ報国寺。
真っすぐに伸びた竹と竹の間からキラキラ。 心が和んでいくのを感じました。
竹林にも意味がありそうですね。
さてさて3年越しの処の話ですが、
長くなりましたので次回にお伝えしようと思います。
<つづく>
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